『僕と本』その1 〜本屋大賞〜
ではでは、同時更新の感想文記事で長くなってしまいそうで切ってしまった本屋大賞のお話です。
内容としては、以前に書いたブログで本屋大賞ノミネートされていた作品で、その大賞について触れていた事の延長です。
といっても、批評とかそういうのではないです、この大賞があったが故に出会えた本たちのお話です。
今年もノミネート作品が揃って、いよいよ来月に発表ですね。
僕がこの大賞について知ったのは2017年ノミネート作品からです。図書館にノミネート作品が並べてあったものを見て、初めてそういう大賞があるんだなぁと思った記憶があります。
その時に知ったのが先日感想文を書いた『桜風堂ものがたり』です。
実は『遠雷と蜜蜂』も触りだけ読んだのですが、なんとなく自分に合わなくて読むのをやめてしまいました。面白くないわけではないのですが、自分に合わない作品って読むのにすごく時間かかっちゃうんですよね。
両方とも学校の図書館で手に取ったので、大賞が決まった後だったような気もしますが、決まる前だったような、そこまでは思い出せないです…。
続いて2018年。
これも先日書いた『かがみの孤城』は2017年5月出版なので、ノミネートされる前に読んだのでしょうか。これも図書館で手に取りました。確か大賞にノミネートされていて、おっとなった記憶があります。
この時同時に村山早紀作『百貨の魔法』もノミネートされていて、村山早紀作品が好きな僕としてはこっちを応援してたのですが、『かがみの孤城』もかなり面白くて、複雑な気持ちだったのを覚えています。
こちらは確か図書館には置いてなかったし、村山早紀作品にハマってしまったからというのと、『桜風堂ものがたり』の姉妹作にあたる物語なので本屋さんで買って読みました。
この物語も近いうちに再読して感想文を書きたいです。
実は2019年の本屋大賞は見ていないのです。
なんというか、自分のアンテナに引っかかるような作品が見つけられなかった、というのもありますし、ノミネートシーズンにゲームにハマっていたり、その他忙しくて本屋さんに足を運ぶ機会が減ってしまったというのもあります。
今までだったら学校の図書館で知るという手段でしたが、進学してたので図書館が違うものになり、公共の図書館も利用出来なくなったので一気に本を読む機会も減ってしまいました。
最後に今年2020年の本屋大賞です。
今年のノミネート作品は個人的に、アンテナに引っかかる作品が幾つかありました。
1つは『medium』、本屋さんで平積みされているものを見ると、結構この本売れ行きがいいみたいですね。というより、表紙が1番目を引く気がします。
そんな僕も、実は表紙に引かれて買ってしまった人です。これは後から気づいたのですが、表紙の女性は『城塚 翡翠』、僕は翡翠の石がとても大好きなので、これも何かの縁ですね。
残り二つは『線は、僕を描く』と『ムゲンのi』です。
『線は、僕を描く』はあらすじを見た感じ青春小説にあたるようなものでしょうか。もしビンゴだった場合、僕は青春小説に手を出したことがないので未知の世界へと踏み出すことになります。少し楽しみかも。
『ムゲンのi』はミステリー小説見たいですね、帯を見る限りでは。こちらも結構推してる書店さんを見かけるのでそれで見てみたいな、って感じはしますね。ただちょっと、上下巻なので手を出すのに勇気がいります。
出来たら残り二つの作品も順位発表までに読んで見たいのですが、それには決めている読む順番を崩して読まなくてはいけません。崩してしまってもいいかなぁ…。
僕がこの大賞が好きな理由は『書店員が選ぶ』という所にあります。
書店で働く人々は本が好きな方々であり、その人々が選ぶ本というのは、面白くないわけがないのです。
そして、その本達を手を出すべきか悩んでいる人々の背中を後押ししてくれる賞だと僕は思っています。
僕も日本人ですが、日本人の質として、大賞受賞!ノミネート!って言葉に弱いので尚更影響力があります。
そんなわけで今年はどれが1位に選ばれるのか、全てを読める訳では無いので予想は難しいですが、手元に持っているノミネート作品だけでも読んで感想文を書いてみようと思います。
そして、来年はどんな作品がノミネートされるのでしょうか、まだ1年もありますが、楽しみで仕方ないです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
その1、と書いたのでたまにこうして本の感想ではないですが、『僕と本』という題の通り、僕と本の物語をこうやって文として綴って行こうと思います。
ではまた明日お会いしましょう。