『怪盗探偵山猫 黒羊の挽歌』神永学
続いて山猫シリーズ第4巻『黒羊の挽歌』です。
山猫シリーズに登場する名前って動物モチーフ多いですよね。今回は『羊』です。
雑誌記者・勝村英男は、夜道を歩いている時に男たちに絡まれ、仮面をつけた謎の女に危機を救われる。
彼女が立ち去った後に落ちていた校章を拾った勝村は、その正体について探ることにした。
しかし、また謎の男によって手を引くように要求される。
また、同時期に女子高生の薬物中毒死事件が起こる。
これら全ての真相を探るべく、勝村は山猫の元へ事件を持ち込んだー。
勝村、戻ってこられないところまで足を踏み込んじゃってません……?いや、物語の進行上そうなるのは必然なんですけど、これ思いっきり勝村のほうから持ち込んでますよね、いいのか……。それに付き合う山猫も山猫ですが。
勝村と山猫の関係って、神永学先生の作品の中で、1番なんとも言えない不思議な関係ですよね。
友人、と言うには少し割り切ったような関係の気もするし、ビジネスパートナーというのもなんか違う気がするし……、友って言葉を使うことにはなりますが、悪友、戦友が近いのでしょうか。
僕は二人の不思議な関係が凄く好きなので、このシリーズが1番好きなんですよね……、やっぱり『怪盗山猫』のDVD買おうかな。
実はこの本を読んだ直後にTwitterで『自分のやったことに責任をもて』っていう言葉がとても好きだ、という呟きをしているのですが、この感想文の方では前の方に書いてしまってますね……。
時差で感想文を書くが故の弊害です。後から書く自分がネタ切れするって事に気づかないんですかね。
本が手元にあれば、斜め読みしながら少しネタを掘り出してくることもできるのですが、引越しのダンボールを閉じてしまったのでそれも叶いませんね……。
もう少しなにか書きたいって欲はあるのですが、こればかりは致し方ありません。大人しくここら辺で切りあげることにします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。