怜士の本棚

不定期に読んだ本の記録や、感想を載せていきます。ファンタジーやミステリー系が多いです。たまに、日記のようなものを書きます。

『心霊探偵八雲3,4』神永学 読了

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昨日、心霊探偵八雲の続きの感想を書くか、それ以外か、と悩みましたが書きたいものがちょっと時間がかかりそうなので、今日は心霊探偵八雲の続きを書こうと思います。

感想を書く前にちょっと、新しい事を決めたのでそれについても書かせて頂きます。

 

新しい事、というのは自分が読んでみて面白いから他の人にもぜひ読んで欲しい!と思った作品に関しては大雑把なあらすじを書いて、ここを読んでくださった方が興味を持ってくださるようにしようという事です。

自分自身あまりプレゼンみたいな事は得意ではないですが、よろしくお願いします。

 

心霊探偵八雲3 闇の先にある光』

主人公・斉藤八雲の元に、マンションの屋上から何度も飛び降りているという女性がいるという話が寄せられる。

そのマンションに辿り着くと、そこに両目が真っ赤に染った男が現れた。

そして、その男には一人の女性から除霊の依頼を受けていた。彼女はとある男性達とともに、女性の霊に呪われてしまったという。

果たして、この二つの心霊現象の真相と、赤い瞳を持つ男の正体とはー。

 

心霊探偵八雲4 守るべき想い』

小学校へと教育実習の為に訪れた小沢晴香

担当したクラスには、周りを寄せ付けない雰囲気を放つ少年がいた。

晴香が気にかけていたその少年は「ぼくは呪われている」と言っていた。

それと同時に、小学校で起こった心霊現象の調査のため訪れた斉藤八雲が、焼死体を発見してしまう。

果たしてこの焼死体の真相と、少年の呪いとはどんなものなのかー。

 

両方のあらすじとしてはこんな感じです。

3巻の方の幽霊騒動のトリックは、よく見ればわかるのかも知れないけど、あんな状況だと誰でも信じてしまうよ…と思いました。

というより、『いる』って知っている人間が見てしまったら尚更そこに『いる』って事になるので、心理的にそれが偽物であると気づくことは不可能になっちゃうんじゃないでしょうか。

4巻の焼死体の真相は、自分が凄い勢いで読んでしまったせいで見落としてるのかもしれませんが、ちょっと納得できてないです。

見落としてるなら見落としてるで、再読した時はおそらくじっくり読めるのでそこで納得できると思います。

最初に読む時って、早く次の文を読んでしまいたくて飛ぶように読むので、再読した時に「あれ?こんなこと書いてたっけ?」ってなる事がたまにあるんですよね。

 

今『心霊探偵八雲』は8巻を読んでいるところです。

この物語の登場人物で一番好きなのは石井さんですね。

心霊とか超常現象とか好きなのに、物凄くビビりなのに、やる時はやる男で、結構人間味があって1番好きなんですよ。

これから先彼はどうなっていくんでしょう…楽しみで仕方ないです。

 

最後に少し蛇足トーク

本屋大賞について話します、と思ったのですがこの記事自体が結構長くなってしまいそうな事に書いてる途中で気づいたので、これとは別にもう一個記事を書いて、同時に更新するのでよければそちらも読んでいただけると嬉しいです。

今年は個人的に興味を持っている本が多いので少し楽しみなんですよね。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

明日の感想は、先日どちらを出すか悩んでいた残りの本について書きます。

それでは、また明日お会いしましょう。