怜士の本棚

不定期に読んだ本の記録や、感想を載せていきます。ファンタジーやミステリー系が多いです。たまに、日記のようなものを書きます。

浮雲心霊奇譚シリーズ

『浮雲心霊奇譚 菩薩の理』神永学

浮雲シリーズより第三巻、『菩薩の理』です。 菩薩、と聞いて何を思い浮かべますか?地蔵菩薩とか六観音菩薩とか……。 褒め言葉として菩薩のような顔とかもありますしね。 基本的にはポジティブな意味の言葉ですが、果たしてこの物語の菩薩の正体とは……。 収…

『浮雲心霊奇譚 白蛇の理』神永学

浮雲シリーズ第四巻、『白蛇の理』です。 これまで単行本版で書いてきましたが、ちょうど文庫本版が並んでいたので、この本だけ文庫本です。 場所をとらない、って意味では文庫本版が気に入ってるのですが、読みやすさでいったら単行本版かなぁ、と思って最…

『浮雲心霊奇譚 妖刀の理』神永学

『浮雲心霊奇譚』シリーズより第二巻です。 妖刀の理、と言うだけあって察しの良い方なら、それが何ものなのかお分かりなのではないでしょうか……。 ちょっとした予備知識があるだけでも、本を読むのが楽しくなっちゃいます。 四の五の言ってないで、さっさと…

『浮雲心霊奇譚 赤眼の理』神永学

今日からは神永学先生の作品より『浮雲心霊奇譚』シリーズです。 八雲のルーツを描いた作品で、作中の舞台は幕末、時代劇寄りの物語です。 僕は歴史は好きですが、歴史モチーフの物語は読んだことがほとんど無く、しかも幕末は日本史の中で1番苦手な時代です…