怜士の本棚

不定期に読んだ本の記録や、感想を載せていきます。ファンタジーやミステリー系が多いです。たまに、日記のようなものを書きます。

読書感想文

『心霊探偵八雲6 失意の果てに (上・下)』神永学 読了

今日は上下巻の表紙を揃えると一枚の素敵なイラストになる『心霊探偵八雲6 失意の果てに』です。 素敵なイラストになる、というのは本当に表紙だけの話で、サブタイトルの通り、今までの中で一番読み進めるのが辛かったお話です。 以下大まかなあらすじです…

『心霊探偵八雲5,secret files 絆』神永学 読了

1日日にちをあけて、『心霊探偵八雲』の続きです。 『secret files 絆』はどこで読むべきか、と悩みましたが、ざっと調べたところ、時系列的には5巻の続きにあたるお話のようなので、5巻読んだ後に読みました。 以下それぞれのあらすじです。 『心霊探偵八雲…

『天空のミラクル』村山早紀 読了

今日は『桜風堂ものがたり』の感想文の中に登場した、『天空のミラクル』の感想文です。 実はちょっと嬉しいことがあって慌てて再読したので、画像の本に栞が挟まったままです…。 いきなり本題から入りますが、その嬉しいこと、というのが作中に登場する香水…

『心霊探偵八雲3,4』神永学 読了

昨日、心霊探偵八雲の続きの感想を書くか、それ以外か、と悩みましたが書きたいものがちょっと時間がかかりそうなので、今日は心霊探偵八雲の続きを書こうと思います。 感想を書く前にちょっと、新しい事を決めたのでそれについても書かせて頂きます。 新し…

『心霊探偵八雲1,2』神永学 読了

今日の感想文は先日までとはうって変わって、キャラクター文庫と呼ばれるような本、『心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている』と『心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの』です。 感想文、というよりレビューみたいな感じになりそうです。こういう系の本は感想をどう述べ…

『星をつなぐ手 ー桜風堂ものがたりー』村山早紀 読了

前回の『桜風堂ものがたり』続編にあたる作品です。 前作とは違って、目に見えた不幸な出来事があるという訳ではなく、また前作よりも『本屋さん』としてのお話を主としたお話です。 このシリーズの大筋の流れとしては、『現代において消えゆく本屋』という…

『桜風堂ものがたり』村山早紀 読了

この本も、初めに読んだのは高校生の時でした。特に何も考えず、というより『桜』というワードに弱いので、それに惹かれて手に取った記憶があります。 あらすじから、本屋さんのお話だとわかってはいましたが、読んで見てびっくり、心の底から温まるようなお…

『かがみの孤城』辻村深月 読了

僕が初めてこの本を読んだのは、確か本屋大賞ノミネートされてた頃だと思います。学校の図書館に話題の本として並べられていて、読めないことは無いですが結構厚みのある本だったし、ざっと見たあらすじでは「不登校」というのがテーマのような気がして気は…

『リバース』湊かなえ 読了

※少々のネタバレを含みます※ 最後の数行で、頬を平手打ちされたような感じがしました。物語が丸く収まりそうだったのに、最後の言葉で絶望のどん底に落としていくのかという、湊かなえ作品特有の描かれ方に僕は数年間囚われています。 僕が始めて湊かなえ作…